人の第一印象は、出会って数秒で決まると言われています。その数秒間で相手に不快感を与えてしまえば、あなたがどんなに優秀な人間だとしても、もう面接官の心に、あなたの発するどんな言葉も響きません。では、就活における服装と身だしなみの基本について、おさらいしていきましょう。
男性のリクルートスーツの基本
■色:紺、黒、チャコールグレー
■デザイン:無地シングル、2つボタン
■スラックス:裾シングル仕上げ
■シャツ:白
■ネクタイ:エンジ、ブルー、イエロー
■靴:黒のプレーンな紐靴
■靴下:スラックスと同系色
■ベルト:靴と同じ色でプレーンなもの
こんなスーツ姿はNG
▲背中やスラックスがシワシワ。
▲シャツの襟ぐり、袖ぐりが汚れている。
▲ピチピチ、だぼだぼ、スーツのサイズが合っていない。
▲靴が汚れている、紐がほどけている。
▲ネクタイがよれよれ、ド派手。
▲ボタンがとれかかっている、とれている。
▲鞄がリュックサック。
昔はリクルーとスーツと言えば「紺」でしたが、今は「黒」も主流になりつつあります。このように、色もそうですが、素材やデザインなど、スーツは時代ごとに微妙に変化しています。数年前のスーツではデザインがなんとなく古くて、それだけでだらしがなく見られてしまうこともあるので、心配な方は面接に挑む勝負スーツを新調することをオススメします。
女性のリクルートスーツの基本
■色:黒、グレー
■デザイン:無地シングル、2つボタン
■スカート:膝丈
■シャツ:白、
■靴:黒のプレーンなパンプス、ヒール5cm程度
■ストッキング:肌色
こんなスーツ姿はNG
▲背中やスカートがシワシワ。
▲シャツの襟ぐり、袖ぐりが汚れている。
▲ピチピチ、だぼだぼ、スーツのサイズが合っていない。
▲靴が汚れている、ヒールが高い。
▲生足、ストッキングが黒い。
▲スカートが短い。
▲ボタンがとれかかっている、とれている。
▲鞄がカジュアル。
女性の場合はネクタイがないので、シャツはブラウスになります。ブラウスは首元の開いたスキッパーか、首元までボタンのあるシャツタイプの2タイプがあります。首が短い人や顔の大きさが気になる方はスキッパーが首元をキレイに見せてくれます。また、面接ではパンツスーツよりもスカートが好ましいようです。スカートの丈は、立ったとき膝が軽く隠れる程度が、面接でイスに座った時に膝が出すぎず好印象です。